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289話

ドアをノックし、林楠が顔を覗かせると、慌てて言った。「林然、来たのね。早く入って」

部屋に入ってから気づいたのだが、林楠はただの寝間着姿で、生地は薄く、胸元と腰回りが濡れていた。明らかに風呂上がりだった。

林楠の姿を一瞥し、彼女の体から漂う香りに、少し胸が高鳴るのを感じた。

林楠は直接私に抱きついてきた。彼女は甘えた声で言った。「林然、楊峰がもうすぐ帰ってくるかもしれないわ。早くしましょ」

そう言うと、林楠は私のズボンを脱がそうとした。

私は林楠を押しのけて言った。「ちょっと待って、まだ準備ができてなくて...あの、コンドームある?このまま始めて大丈夫なの?」

「大丈夫よ、今は安全...