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266話

楠楠は悪戯っぽく笑うと、何姉の豊かな胸をぎゅっと掴んで、甘い声で言った。「大きいわね〜。今夜はたっぷり味わわせてもらうからね」

実を言えば、何姉のおっぱいは楠楠のほうが大きいくらいだ。

ただ、何姉の胸は張りがあって、あの大人の色気がたまらない。横で見ていた私も、少し興奮してしまうほどだった。

何姉は顔を赤らめ、ちらりと私の方を見て、楠楠に発言に気をつけるよう目配せした。その時になって楠楠は私に気づき、慌てて尋ねた。「莉莉、この人誰?」

楠楠が私に尋ねるのを聞いて、何姉は急いで説明した。「林然っていうの。あなたのためにマッサージをしてもらおうと呼んだのよ。不眠症に悩んでるでしょう?彼、マッ...