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170話

私はドキリとして慌てて振り返ると、そこには趙麗がいた!

彼女は一糸まとわぬ姿で、背後から私をきつく抱きしめていた。背中に押し付けられる二つの柔らかな感触がはっきりと伝わってくる。

思わず体が震え、胸がドキンと鳴り、急いで趙麗を押しのけようとした。

しかし彼女の抱擁は強く、私は大声で言った。「麗姉さん、何をしているんですか?」

「林然、あなたが姉さんにこんなに大きな助けをくれたのに、お礼らしいお礼もできなかった。だから、私をあげるわ」

そう言うと、趙麗の手が私の胸から、すでに反応していた下腹部へと滑り落ちていった。

彼女の柔らかな手に握られた瞬間、私は爆発寸前になり、熱い血が頭に駆け上がるのを感...