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16話

欲情に身を焼かれていた私は、ただひたすら動き続けているうちに、突然、頭の中が真っ白になり、すべてが静止したかのように感じた……同時に腰と腹部が痙攣し、体全体が激しく震えた……

小さな叔母の柔らかな体を抱きしめたまま、しばらくして我に返った。

叔母の左太ももの外側には、正体不明の液体が残っていた。私の「犯行の証拠」だ。

さっきの必死な動きは、明らかに方向は合っていたが、やり方がまったく間違っていた……

経験不足と興奮しすぎのせいで、叔母は取り越し苦労で済んだが、私は文字通り空砲を放ってしまったのだ。

この時になってようやく恐ろしくなった。さっきは興奮しすぎて、我慢できなかったなんて。

一瞬、...