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12話

「ドアの前に立っていた私は、母の言葉を聞いて頭が真っ白になった。

なんと母は私に叔母さんとの子作りを勧めているのだ！

正直言って、心の中では喜んでいた。叔母さんと長い時間を過ごす中で、もう我慢できなくなっていたし、これは夢にまで見た展開だった。

それに、叔母さんが他の誰かと一緒になるくらいなら、私と一緒になった方がいいじゃないか。

「ダメよ、林然は兄さんの息子なんだから……そんな倫理に反することは、絶対にできないわ」予想外にも叔母さんはきっぱりと拒否した。それも交渉の余地がないような口調で。

叔母さんの言葉を聞いて、私はかなり落胆した。

正直、叔母さんと何かあることを期待していたけど、彼女の言...