Read with BonusRead with Bonus

918話

駐車場の前には可動式の鉄板があり、その向こうは実技試験の受験生たちだ。遠くには試験を終えた受験生と教官が車で帰る姿や、巡回している警備員の姿も見える。

張毅の手が伸びてきて、余晶晶は目を閉じる勇気がなかった。警備員が近づいてくるのが見えるなか、張毅の手はさらに下へと向かおうとしている。彼女は思わず声を上げた。「教官、やめてください！人がいます！」

「人がいるの？」張毅は驚いたふりをして、余晶晶の豊満な部分を強く動かした。

「あっ！」余晶晶はその接触に身体中がしびれるような快感を覚え、たちまち春の水のように柔らかくなって張毅の胸に倒れ込んだ。

余晶晶の清らかな香りが柔らかな体と共に張毅に...