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813話

「わ、私が?手伝うって?!」張毅はこの突然の艶福に驚き、思わず口走った。「どうやって手伝えばいいんだ?」

「引っ張り出してよ」余晶晶は泣きそうになり、ハンドルに伏せたまま悔しそうにしている。

張毅は余晶晶を見つめ、困ったように言った。「そんなにハンドルに挟まってるのに、どうやって出すんだよ。大丈夫なの?」

「大丈夫、肉だけだから、ただ押し出してくれればいいの!」余晶晶の顔は血が滴るほど赤くなっていた。「お願い、早く!挟まって痛くて死にそう!」

余晶晶の懇願に、張毅は震える手を夢の女神に向かって伸ばした。

目の前の白くて滑らかな肌は良質の翡翠のようで、放つ艶めかしい輝きに、張毅は自分の...