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797話

「夫が真横にいる」という状況の刺激に、陳茹は自分のこの行為が恥ずかしいと感じていたが、なぜか、あそこはどんどん濡れていくばかりだった。

張毅の動きに合わせて、弱々しいベッドが軋む音が響いていた。

その音に陳茹は心臓が高鳴り、王少龍に気づかれないよう必死に彼の様子を見つめていた。

しかし、自分の夫を見つめながらも、体の上には別の男が覆いかぶさっているという状況に、陳茹は心の中で異様な快感を覚え、思わず小さな声を漏らしてしまった。

最初、陳茹と張毅の二人はまだ遠慮していた。

だが王少龍のいびきが聞こえ始めると、張毅はすぐに大胆になり、布団をめくって臀部をさらけ出した陳茹を見ながら、からかうように言...