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590話

本来、于瑶はただの推測だったが、部屋に戻ると、王汉が心虚で顔を赤らめ、下半身にも若干の反応が見られるのを見て、彼女の疑いは確信に変わった。

現場を押さえたものの、于瑶は特に何も言わず、いつものように王汉の隣に横たわり、心の中は失望で満ちていた。張毅とほとんど関係を持ちそうになったことで感じていた罪悪感も、それとともに跡形もなく消え去った。

同じベッドに横たわる二人は、それぞれ胸に思いを秘めていた。一方は張毅がもたらした悦びを、もう一方は于桂花の豊満な体が揺れ動く様子を思い浮かべながら、徐々に夢の世界へと入っていった。

翌朝早く、于瑶は早起きしたが、十数年間朝立ちの現象がなかった王汉の下着...