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585話

「送ってしまった...」瞬間、心が激しく動揺した。張毅は自分を軽い女だと思うのではないか。でも、もう送ってしまったのだから、考えても仕方がない。

しばらくして、力の抜けた体に疲労が押し寄せた。張毅が自分の写真を見ながらあんなことをしている姿を想像しているうちに、徐々に夢の世界へと誘われていった。

翌朝、柔らかな体に撫でられるような快感が走った。その手は彼女の全身を這い回り、やがて下半身へと移っていった。

朦朧とした意識の中で、彼女はそれを張毅だと思い込み、思わずその手を強く押さえつけながら、甘い吐息とともに囁いた。「んっ、小毅...やめて...」

すると、すぐ耳元で男の荒い息遣いと軽薄...