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561話

張毅はちょうど水を汲みに出ていたところで、物音を聞いて慌てて扉を開けて中に入った。

于瑶は入浴中だったので、体には何も身に着けていなかった。

「叔母さん、大丈夫ですか」こんな状況で、鑑賞する余裕などあるはずもなく、彼は急いでバスタオルを引っ張り、義理の母の体にかけた。

入ってきたのは張毅自身だったし、しかも裸だった。昨夜は張毅と何かが起こりかけたとはいえ、今の彼女の顔は恥ずかしさでいっぱいだった。

「腰を打ったみたい」

于瑶は眉をしかめ、腰に鈍い痛みを感じた。すぐに張毅が病院に行くかと尋ね、同時に彼女を素早く床から抱き上げた。

背中の素肌が男性の手のひらに触れ、張毅に抱かれ、その目...