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505話

二人合わせて数百万の成績を出し、そのうちの大半は孫徳が占めていた。

「面白い、孫徳のデブ野郎はこの機会に一気に出世しようとしているらしいな。だが、オレがそんな機会を与えるわけがない。見てろよ！」

独り言を呟いた後、張毅はオフィスに戻り、手元の書類を整理した。やることもなくなり、ようやく本命の彼女のことを思い出した。

張雨児が彼の家に住み始めてからというもの、二人は恥じらいもなく幸せな二人の世界を過ごし、趙暁霞のことはほとんど忘れかけていた。

そこで張毅は携帯を取り出し、趙暁霞に電話をかけた。

心地よい着信音が数回鳴った後、ようやく通話が繋がった。

「残業中なの」

スピーカーから趙暁霞の少し不満...