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491話

視線を下げると、薄い黒のスラックスも両脚にぴったりと張り付き、特に股間の大きな膨らみがより一層目立っていた。まるで拳を詰め込んだかのようなその盛り上がりは、見ないようにしようとしても無理だった。

李美玲の目がその部分に気づいてからは、もう視線を逸らすことができなくなった。

あんなに大きな塊。

李美玲が自分をじっと見つめている様子、特にあの部分を熱心に見ていることに気づいて、張毅は心の中で思わず笑みを漏らした。

やはり予想通り、欲求不満の美女か。いいね、こういう女性こそ好みだ!

そこで気づいていないふりをして声をかけた。「美玲姉さん?美玲姉さん?もしかして中に入れてくれないんですか?」

彼が声を...