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456話

「はい、おかわりどうぞ」

そう言うと、優しく趙暁霞に微笑みかけながら、さりげなく一切れのおかずを彼女の茶碗に入れた。「ねえ、もっと食べなよ。こんなに痩せちゃって、あそこまで小さくなっちゃったみたいじゃない」

趙暁霞は一瞬きょとんとして、意味が分からずに尋ねた。「どこが小さくなったの?」

「だからあそこだよ」

そう言いながら、うつむいて黙々とご飯を食べている于瑤の方をちらりと見て、箸を持つ手で趙暁霞の白いブラウスの下の胸元を指さした。

たちまち趙暁霞の可愛らしい顔に二輪の赤い花が咲き、甘えるように彼を睨みつけた。「こんなに美味しいご飯を食べてるのに、あなたの口は止まらないのね。さっさと...