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434話

その時、足音が突然遠くから近づいてきた。二人はハッとして動きを止めた。

「おかしいな、さっきこの假山の裏から喘ぎ声が聞こえたはずなのに、今は聞こえないぞ?」

「お前の聞き間違いじゃないのか?真昼間から公園で野外プレイしてる奴なんているわけないだろ。お前、そういうことに頭おかしくなってんじゃないのか」

足音が徐々に近づくにつれ、二人の若い男の声が聞こえてきた。

声がどんどん近づいてくるのを聞いて、于菲は慌てて後ろに手を伸ばし、張毅を押しのけようとしながら、身を翻して服を整えようとした。

しかし張毅は少しも動じず、むしろ刺激を感じているようだった。

彼は于菲の細い腰をしっかりと掴み、激しく腰を動か...