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373話

言い終わると、腰を伸ばし、ソファに背を預けた。すると、その部分はすぐにそそり立った。「珊珊、始めてくれない?本当に辛いんだ!」

「わかったわ、でも今回だけよ!」

張毅は表向き「分かった分かった、全部君の言う通りにするから、早く始めてくれよ!」と言った。

「じゃあ目を閉じて、見ちゃダメよ!」

心の中で諦めのため息をつくと、張毅はすぐに目を閉じた。「見ないよ、見ないから。教えなくても大丈夫だろ?」

「余計なこと言わないで。覗いたらダメよ、もし見たら、もう手伝わないからね!」

張毅は返事をせず、目を閉じたまま、あの豊かな唇が自分の熱くなった部分を冷やしてくれるのを待った。

一秒、二秒....