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353話

仕方がない、今彼のズボンの股間は大きなテントを張っていた。

歩幅を大きく取りすぎると、玉が引っ張られて痛いのだ。

家に帰るとすぐに張毅は冷水のシャワーを浴び、ようやく高ぶった情熱が少し和らいだ。

ベッドに横たわり、真っ白な天井を見つめながら、先ほどの王珊珊の反応や態度を思い返すと、張毅は口元を緩ませた。

彼にはわかっていた、この成熟して艶やかな女性が、すでに彼を受け入れ始めていることを。

だが、あまり強引にはできない。順を追って進めていくべきだ。

翌朝、出勤のため家を出ると、張毅はエレベーターホールの横に管理会社の通知が貼られているのを発見した。電力点検のため、一日停電するという。

「マジか...