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31話

「おばさん、張毅の電話が繋がらないわ。外出してるのかな。あれ?顔がすごく赤いけど、どうしたの?」趙暁霞は不思議そうに尋ねた。

周方名は息を切らしながら答えた。「なんでもないわ。ちょっと外で探してきて。腰がひどく痛くて...」

趙暁霞はその様子を見て、これ以上引き留めるわけにもいかず、足早に部屋を出た。防犯ドアが閉まる音が聞こえると、周方名はもう我慢できなくなった。急に掛け布団をめくり、息も絶え絶えに懇願した。「小毅、お願いだから出て行って...」

「おばさん、僕、一緒に寝たいんだ」

周方名はその言葉に顔を真っ赤にし、同時に体も強く反応してしまった。しかし、これがあまりにも恥ずかしい状況...