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208話

しかし、于瑶は頑として拒み、頭を左右に振り続けた。

張毅の心が動き、大きな手が素早く于瑶の襟元から差し入れられ、強く押した。

于瑶は思わず抑えた呻き声を漏らした。必死に頭を振って吐き出そうとしたが、張毅にしっかりと抱きしめられ、同時に彼は腰を前後に素早く動かし始めた。

久しぶりの湿った感触に、張毅は気持ち良さのあまり目を上に向けた。

あの濃厚なホルモンの香りが鼻を突き、于瑶を夢中にさせ、自制心を失わせた。

さらに、妹と義弟が愛し合う声が聞こえてくることや、自分が姑になるはずの身でありながら婿になる予定の男とこんなことをしている状況が、強烈な羞恥心と不思議な興奮を呼び起こし、于瑶にとって特別な刺...