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17話

張毅は科室主任を一気に外へ押し出した。

そして病床の周りのカーテンを引き、泣いている周芳名の方を振り向いた。この女性はまだ裸で病床にうつ伏せになっている。張毅はちらりと目をやった。

コートの下から薄っすらと雪のような白さが見え、特にその太ももは滑らかだった。しかし張毅は今が付け込む時ではないことを理解していた。

彼は床に落ちた周芳名の服を拾い上げ、静かな声で言った。「おばさん、先に服を着ませんか?」

周芳名はまだ目を真っ赤にして泣いていたが、張毅の言葉を聞いて振り返り、彼の手にある下着をちらりと見て、思わず恥ずかしくなった。「わ、私が自分で着るわ」

張毅は眉をひそめた。「腰が不自由でしょう?僕...