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164話

于瑶は今、恥ずかしさで胸がいっぱいだった。先ほど一時の感情に流され、自分の娘婿と恥ずべきことを半ば拒みながらも受け入れてしまったのだ。

今思えば、人倫に背くような行為で、娘に申し訳なさ過ぎる。

于瑶は無意識に自分の豊満な胸元を見下ろした。そこには牛乳のような白いものが散らばり、淫靡な匂いを漂わせていた。

小さく整った鼻をひくつかせると、濃厚な男性の匂いが鼻孔に入り込んできた。その香りに、さっきまで感じていた羞恥心が一瞬で消え去り、なぜか心地よさすら覚えた。

小さな手が思わず顔を撫でた。

脳裏には先ほどの快楽の感覚が自然と蘇り、全身を波のように襲っていく。

于瑶の小さな手の動きは次第に早くなり、...