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152話

「痛いよ」

趙暁霞は考えるまもなく、すぐに手で握りしめた。その瞬間、胸の奥がときめいた。

彼女は小さな手を震わせながら張毅のズボンを下げると、そこから弾かれるように飛び出したものが、あやうく彼女の顔に当たるところだった。鼻先をかすめ、濃厚な男性の匂いが彼女を包み込み、全身が力なく、下の方が締め付けられるような感覚に襲われた。

以前から見慣れていたはずなのに、握るたびに違う感覚が湧き上がってくる。

趙暁霞は赤い唇を軽く噛みながら、片手で優しく動かし、もう片方の手でゆっくりとカジュアルシャツのボタンを外していった。

ボタンが一つずつ外れるにつれ、まず魅惑的な谷間が現れ、そして豊かな膨らみが姿を見せ...