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125話

続いて彼は菲の顎に唇を寄せ、魅惑的な赤い唇にキスしようとしたが、菲が頭を左右に振って抵抗したため、思うようにいかなかった。

二人はオフィスで押し合いへし合いし、最後に張毅は意を決して菲の腰を抱え上げ、広々としたオフィスチェアに座り込んだ。

力強い腕で菲の細い腰をしっかりと抱き締め、逃げられないようにする一方、もう片方の手は薄手のワンピース越しに、余分な肉のない美しい背中を撫で回した。

同時に顎を菲の香る肩に乗せ、小さく整った耳元に熱い息を吹きかけながら言った。「菲姉さん、知ってる?初めて会った瞬間から、僕はあなたに惚れてたんだ」

「君の大きな瞜は夜空の星みたいにキラキラしてて、潤んだ小...