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124話

「フィリ」は一瞬固まった。立体的な顔立ちと深い眉目、颯爽とした張毅を見ながら、思わず孫徳と比較してしまう。

気づけば孫徳は張毅の前ではどこをとっても敵わない。金持ちであること以外に張毅より優れている点は何一つない。

しかも、あの夜、張毅が帰った後、確かに孫徳と彼女は関係を持った。

だが彼女が感じたのは、孫徳はあっという間に終わってしまったこと。全過程を合わせても2分と持たなかった。そして張毅のあの驚くべき大きさを思い出すと、心が揺らいだ。

どうやらこの大胆な若い男、悪くないかも。

フィリの体が突然震え、思わず抑えた喘ぎ声を漏らした。なんとあの大きな手が器用に指で彼女の下着をずらし、直接敏感な場...