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1005話

周りのクラクションの音と目の前の教習所が張毅を刺激し、彼が今運転中だということを思い出させていなければ、張毅はこの妖女をその場で引きずり出して三百回戦うところだった!

張毅の右手はギアチェンジのついでに、劉純の体に触れる機会を得た。彼女の滑らかな腰から緩んだスカートの中へと手を滑らせた。

案の定!情欲に溺れた劉純は身体を少し反らせ、さらに我慢できないように自分から体を寄せてきた。

劉純はようやくこの男の魅力を知ったのだ!

ただ触れられているだけで、彼女は全身が火照り、毒にでも侵されたかのような感覚に襲われていた。まして今この瞬間は!

そして張毅の手は最高の解毒剤のようで、触れるところど...