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67話

「わらわは父上と母上が孩児のことを思ってくださっていることは分かっておりますが、本当に孩児のためを思うならば、自分がすべきことをさせるべきではないでしょうか」

「では、お前は何をすべきだと思っているの?」顧夫人は問い返した。

顧青珏は遠くに視線を向けた。「まだ遠大すぎて、達成できていません」達成したら、あなたたちは私を許さないかもしれない。

顧夫人は彼の様子を見て、これ以上何を言っても聞き入れないだろうと悟り、溜息をついた。侍女に手を借りて立ち上がり、顧青珏を見つめて言った。「まあいいわ、好きにしなさい。ただ、お父様の方は簡単には承知しないでしょうけど」

「ありがとうございます、母上」...