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995話

「ねえ、イヤン、むずむずするわ。キスして欲しいの…」美女は反応を示し、艶やかな薄紅色の舌を伸ばすと、顔を向けて男の口の中へと差し入れた。二人は再び口づけを交わす。美女はすっかり情欲に身を委ね、鼻から「んん」という甘い吐息を漏らし、下半身の反応もより一層はっきりとしてきた。「ねえ、もっと触って欲しいの…」萌萌は瞳を細め、男の耳元で愛情を囁いた。

「萌萌、可愛いよ」この瞬間、男の心の中には彼女以外の何者もなく、ただ抱きしめている美女への想いだけがあった。じわじわと積み重なった快感がついに限界に達し、電流が美女の全身の細胞を駆け巡り、彼女を絶頂へと導いた。男は手を止め、少し息を切らしながら、自身に...