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968話

「分かったわ、電話待ってるね」電話を切ってからそう時間も経たないうちに、如法がやって来た。「部屋、いい香りね。また例の薬を飲んだの?」如法が色っぽく言った。「ここ数日飲んでなかったんだ。補給しておかないと、君を満足させられないからね」男は扉を閉めると、すぐに女を抱えてベッドへ連れていった。二人は何度も関係を重ねてきたので、もはや手慣れたもの。余計な言葉も交わさず、ベッドの上で絡み合った。

熱い口づけの後、男は女の服を脱がせ、中から誘惑的な白く柔らかな肌が露わになった。女は男の上に跨り、男の頭を抱え込みながら、男の愛撫に合わせて心地よく声を漏らし始めた。男の唇はすぐに平らな腹部を通り過ぎ、芳し...