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904話

「違うの、私は望んでなかったの。ただ、浮気がバレて、見知らぬ人の前で挑発的なことをさせられたり、みんなに弄ばれたりするかもしれないって考えたら、胸がどきどきして抑えられなくなって...気が付いたら彼の言うことを聞いていたの」

「心の奥では、人に見下されたり、辱められたり、弄ばれたりして、最も低い立場に置かれることで安心感を得たいと思っているんじゃないか?」

「そ、そうなの?私、わからない...」

「やっぱり露出と被虐が好きなんだな。ふん、これからはお前の望み通りにしてやろう。言え、電話番号は?」

黄秀云は慌てて携帯の番号を告げた。

李大柱は十分時間が経ったと感じ、ペースを上げ始めた。...