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868話

真静は李大柱の背中に伏せたままうめき続け、胸の柔らかな双丘が男の動きに合わせて揺れていた。彼女自身は痛みでそれを感じていないが、李大柱はしっかりと感じていた。彼は心の中で、これは真静に近づくいい機会だと思った。彼女も真性も処女のはずで、それはまさに貴重な宝物だ。そう考えると、李大柱はこの苦労も厭わなくなった。後には甘い報酬が待っているかもしれない。

「気をつけてくださいよ、汪さん」如心はずっと傍らで注意を促していた。李大柱が真性もろとも山から落ちてしまうのではないかと心配で仕方なかった。

真性は真静をずっと慰め、痛みに耐えるよう声をかけていた。

半時間後、一行はようやく山を下り、田舎道を...