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773話

「誰に薬を買ったの？」張婷は彼が大小の漢方薬の袋を手に提げているのを見て尋ねた。

「いとこのおじさんのために漢方薬を買ったんだ、滋陰養肺のやつ」李大柱は何気なく答えた。

「そう」張婷は目をキラリと光らせ、「汪さん、せっかく町に来たんだから、今晩私がご馳走するわ？」と言ったかと思うと、「ごめんなさい、今晩は予定があるの、明日の晩はどう？」と付け加えた。

「気を遣わなくていいよ。休みは一日だけもらったから、明日の昼には戻らないと」

「いやよ、明日の晩は週末だし、私も休みなの。一緒にご飯食べてよ、ね？」張婷は懇願するように言った。

「小婷、僕が嫌だというわけじゃないんだ。本当に休みは一日し...