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720話

李大柱は手でしてもらうことは自分でするのとさほど変わらないと感じていた。それに自分の労力も省ける。もちろん、目の前のかわいい女性と実際に一戦交えることができれば、それに越したことはない。だが焦ってはいけない。一歩一歩進めていけば、彼女はこんなことをしてくれるのだから、いずれ自分の体も捧げてくれるだろう。

「舐めたい」如花が突然言い出した。彼女はもう手で慰めるだけでは満足できなくなっていた。潜在意識の中で、以前にもこうしたことがあり、それがとても良い感覚だったという記憶が蘇っていた。

李大柱は思いがけない申し出に驚いた。彼はそう望んでいたが口には出さなかった。どんな女性もこれを喜んでするわけ...