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7話

しかし、今回は違う。これは絶好のチャンスだ。

義叔母さんは義叔父という最低な男に心を深く傷つけられ、今が一番感情的に脆い時だ。そうでなければ、突然私にキスなどするはずがない!

今こそ自分の本当の気持ちを打ち明ければ、成功する確率はかなり高いはずだ!

「大柱、な、何言ってるの。さっきのは私が悲しくて取り乱しただけよ!それに、あなたはまだ若いのよ。叔母さんがそんな悪い女になるわけにはいかないわ!」

義叔母さんの顔に苦い表情が浮かび、その美しい手が私の胸をそっと撫でながら、小さくため息をついた。「あなたの叔父さんがあなたみたいに優しい人だったら、どんなに良かったか...」

「叔母さん?」

私...