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626話

「そう言いながら、私の手は彼女の太ももに触れていた。

義叔母さんの体が再び震え始めた。

「叔母さん、男を求めることは悪いことじゃないよ。誰だって相手を求めるものだろう?僕たち以前もそうだったじゃないか、今だってできる。知ってるだろう、私と梅子の関係も名ばかりで、法的にも認められていないんだ。彼女がこれからも残れるかどうかも分からないんだよ」

「大柱、やめて、また私を誘惑してる」義叔母さんは両腕を胸の前で組んだ。

しかし、私には彼女の目に宿る欲望が見て取れた。

彼女はただ葛藤しているだけだ、迷っているだけなんだ。

「叔母さん、私を可哀想だと思ってくれないか?もう随分と発散できていないんだ。こんな...