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555話

「だから、目は見えなくても心は見えてるのよ!」

「うん、うん、その通り!」小玉が言う。「今の世の中、もうめちゃくちゃよ。生活が豊かになったら、みんな好き勝手し始めるんだから」

「そういえば、小玉、ごめんな。俺があの女性客と変なことしなかったから、チップも少なくなって、お前にも影響あるだろう」申し訳なさそうに言った。

「いいよ、気にしないで。私が雑用するよりはマシでしょ!私のバッグは買ってくれるんでしょ?」

「買うよ、絶対買う。後で千元持っていきなよ」

結局、私たちは夜中の12時近くまで待ったが、もう客は来なかった。

そして、仕事を終えることになった。

私たちは服を着替え、小玉は携帯を取りに行き...