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504話

彼女は鼻歌を歌いながら僕の横を通り過ぎた。

この小娘め、本当に僕が見えないと思ってるのか?

お前のそこに生えてる毛が何本あるか、はっきり見えてるんだぞ!

まあ、さっき秦姉さんのところで発散したから、もう何も考えてないけどな。

僕はソファに座ったまま、彼女に構わなかった。

李傑にもてあそばれた後の彼女の表情が、実際見てみたいものだ。

でも、彼女がまだ処女だと思うと、李傑に破られるのはもったいない気もするな!

仕方ない、自分から進んで安っぽくなったんだ。これから泣くことになるぞ!

まあ、こういう女はそんなこと気にしないだろうけど?彼女たちにとって、体は元手なんだからな!

僕はそこに座って考え事をし...