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476話

それで、彼に通報させたのは、自分の携帯を使わなかったのも、後で露見するのが心配だったからだ。どうせ劉徳貴は陳二狗の電話番号など知らないのだから。

そう、まさにこれが私の計画だった。劉徳貴を見逃すわけにはいかない!

電話を切ると、私は梅子を支えながらホテルから少し離れた場所に静かに座った。

すると、十分ほどで、パトカーが一台やって来た!

さすがに売春取締りとなると、警察の動きは素早いものだ。

この時間、劉徳貴と呉麗珍はまだ夢中で行為に耽っているだろう。

数人の警官がホテルに急いで駆け込んだ。

十分も経たないうちに、警察は服装の乱れた劉徳貴と呉麗珍を連れ出した。

二人はまだ興奮状態...