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428話

「本当の夫婦じゃないけど、一緒に寝てるじゃない!私の体だって見たことあるでしょ?背中を流してくれたって、何の問題もないわよ?」

「大柱、それは後にしましょう、いい?」梅子は懇願するように言った。

「はぁ、空騒ぎだったか。聞き間違えてたんだな」俺は泣きそうな顔で、ちらりと偉哥の方を見ると、こいつ、どこか得意げな表情を浮かべていやがる!

くそったれ!

俺に対して調子に乗りやがって?

俺は心の中で閃いた。「梅子、俺に背中を流してくれないのは、俺が自分を抑えられなくなるって心配してるからなの?」

「大柱、そういう考えはあるわ」梅子は言った。「一緒に寝てるから、あなたがつらいのはわかるの。も...