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419話

「叔母さん、梅子が目を覚ましたら、この出来事を覚えていたりするんでしょうか?」

「おそらく覚えていないわ。せいぜい曖昧な印象程度よ。酔って記憶が飛ぶのと同じことね」

「叔母さんも経験されたことが?」

叔母さんは顔を赤らめた。「私は経験していないわよ。聞いた話よ」

叔母さんがそう言うなら安心だ。それでも、私は体を横に向け、梅子の方には正面から向き合わないようにした。

梅子はまだ絶え間なく声を上げていたが、徐々にその声は弱まってきた。

そのとき、私は叔母さんの手の中で爆発してしまった。

さらに十数分が過ぎ、梅子の状態は好転し始めた。

叔母さんが言った。「よし、私が彼女を拭いてあげる...