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418話

「大柱、かゆいわぁ、早く触って、触ってよぉ!」梅子は顔を紅潮させ、うっとりとした目で、艶めかしい姿を見せていた!

私は唾を飲み込み、急いで彼女を押しのけた。「梅子、ちょっと待って、すぐ戻るから」

「大柱、どこ行くの?早く来てよ、人家欲しいのぉ!」

私はよろめきながら部屋を出て、叔母さんの寝室のドアの前まで来て、ノックした。

ドアが開いた。

叔母さんが入口に立ち、秋水も中にいた。

「大柱、どうしたの?」

秋水がまだいるのを見て、言葉に詰まったが、秋水に気づいた'ふり'もできないのだ!

そこで私は言った。「叔母さん、梅子があなたに用があるみたい、ちょっと来てもらえる?」

「秋水、自分の...