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40話

「まあ、あの子たちは私が夢精してるとでも思ってるのね。大したことじゃないわ」

春霞はぎこちなく数回しごいてみると、その時、萌萌が近づいてきた。

「羨ましくなっちゃった?」萌萌は笑いながら言った。「こんなに醜いものでも、これであなたを天国に連れていけるのよ!テレビでも見たでしょ?一度やったら、もう止められなくなるの。病みつきよ!」

春霞は顔を真っ赤にして手を離した。「私はあなたみたいに軽くないわ。私の大切なものは好きな男の子のために取っておくんだから」

「バカね!」萌萌は軽蔑したように鼻を鳴らした。

それから、彼女が手で何かの包みを破り、透明な小さなものを取り出すのが見えた。これが幼馴染...