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391話

「あぁ、気持ちいい!」

「やっぱり男の人の手は自分の手と全然違うわね!」

彼女は目を閉じ、顔を紅潮させながら、声が徐々に大きくなっていった。

私は言わざるを得なかった。「丹丹、小芳がまだ外にいるよ。聞こえちゃうかもしれないよ」

内側と外側は曇りガラスのドア一枚で仕切られているだけで、部屋の内外ほどの防音性はない。

丹丹は目を開け、やっとその問題に気づいたようだ。彼女はガラスドアを見上げて「彼女には中の様子が見えるの?」と尋ねた。

「はっきりとは見えないよ。ぼんやりとした二つの影が見える程度だ」

丹丹はほっと息をついた。「彼女、勝手に入ってこないよね?」

「来ないよ。僕が呼ばない限りは」

「じゃ...