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389話

「時間は60分間です」と私は説明した。

実際には588元のコースもあって、それは鍼灸を組み合わせたものだけど、特に言う必要もないと思って話さなかった。

「うふふ、私の体は特に問題ないと思うから、全身マッサージでお願い!」

「わかりました。では頭と首の部分からマッサージしますね。まずは座ってください」

彼女は梅子の友達だから、当然変なことなどできるはずもない。

私は彼女の後ろに回り、頭部からマッサージを始めた。

「この力加減はどうですか?」と尋ねた。

「もう少し強くても大丈夫!」

そこで、私はさらに力を加えた。「これくらいは?」

「まだ強くても平気よ」

「ふふ、普通この程度の力...