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387話

「壁時計を見ると、あっ、もう四時過ぎじゃないか!仕事の時間だ!

誰が来ようと、もうリリと続けるなんて無理だよ!」

「早く、早く、ズボン履いて、外を見てくる!」

急いでズボンを引き上げながら、心の中で罵り続けた。

リリも慌てた様子で、急いでズボンを上げていた。

上着は脱いでいなかったので、ズボンを履くとすぐに外へ向かったが、このとき、下半身はまだ興奮したままだった!

必死に気持ちを落ち着かせながら、ドアの前に立った。

「誰がチャイムを鳴らしたんだ?」ドアに耳を当てて尋ねた。

「私よ、メイ子!」

くそ、なぜ彼女が?

彼女はフロントで働いているはずだろう、こんな時間に何しに来たんだ?

少し不機嫌にな...