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363話

「ところで、どこをスリムにしたいの?マー姉さんの声からすると若そうだけど、スリムにする必要があるところなんてほとんどないんじゃない?」

私は吐き気を堪えながらお世辞を言った。

マー姉さんが「くすくす」と笑い、その声で鳥肌が立った!

「あなた、上手いこと言うわね。実は私、太ってるってほどでもないのよ。ただお腹周りの肉が少し多いかな。わかるでしょ、私たちビジネスやってると、付き合いで食べたり飲んだりするし、ジムに行く時間もないから、こうなっちゃったのよ。とりあえずお腹の肉を落としてくれる?」

くそっ、その全身についた贅肉が見えないとでも思ってるのか?

「もちろんです!マー姉さんがお店に少し時間を割...