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316話

「じゃあ、じゃんけんしよう」

しばらく遊んでいるうちに、私と円円は何本もお酒を飲んでいた。

本来はカラオケを歌いに来たはずなのに、誰も歌う気がなくなっていた。

私は円円の積極的で明るく大らかな雰囲気に完全に感化されて、すっかり盛り上がっていた。

一方、陳二狗と甜甜は拳遊びをしていた。

甜甜が負けると陳二狗にキスさせ、陳二狗が負けるとお酒を一杯飲む。

これはもっとスリリングだな!

そこで、私はもじもじしながら言った。「円円、俺たちも彼らみたいに、俺が勝ったら、キスさせてくれない?」

「いいよ、全然OK!」円円は気前よく答えた。

「よ、よし、やろう!」

私たちもまた拳遊びを始めた。

円円が負け...