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2490話

「お前が起こした面倒事の尻拭いをしてやってるんだぞ」李大柱が部屋に入ってきた。「どうなるって、もちろん彼女は傷ついているさ。お前って本当にろくでなしだな、あんな風に人の心を傷つけるなんて」

「俺が悪かった。はぁ、彼女には知られないと思ってたんだ」

「火は紙に包めないってことも知らないのか?外で女を作るなら、せめて俺に一言言っておけよ。昨日みたいな気まずい事態にはならなかったはずだ。昨日会った時、俺はお前がどれだけ彼女を愛してるかって一生懸命話してたんだぞ。結果どうなった?兄貴の顔に泥を塗りやがって」李大柱は義憤に駆られたような表情を作った。「本当に失望したよ」

譚軍はもぞもぞと言った。「...