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2371話

「あんたの言う通りだよ、うちの会社が稼げるようになれば、こんな苦労して闇社会に手を出したりもしないさ」

「そうだな、でもマークイは始末しないとな、あいつは知りすぎてる。青龍帮もそのままにはできない」

「一つの山に二匹の虎は住めないってことだ」

李大柱は頷いた。「お前が行く前に、組の仕切りは老段に任せておけよ」

「分かってる、病院に見舞いに行くつもりだ。じゃあ、俺は少し支度してくる。会社のことはお前たちに任せるよ。必要なら電話してくれ」

「いらないさ、ここのことは俺たちでなんとかする。周娜をしっかり世話してやれよ。ところで、張蘭って女はどうする?探すか?」

「もういい、彼女もマークイに利用された...