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227話

「仕事に集中するから、仲良くやっていこう」私は彼女の背中をさすりながら慰めた。

実は、心の中は乱れていた。

梅子に手を出すことは絶対にないだろうが、一緒に寝るとなると、叔母さんとの関係はもう望めそうにない。

以前、叔母さんを覗き見たことには罪悪感があったし、一緒に寝ることにも同じ気持ちがあった。だが兄が亡くなった今、叔母さんは厳密には私の叔母さんではなくなっている。

だから、これからのことは割り切れるようになった。結局、私と叔母さんは「相互作用」であって、一方的なものではないのだから。

羅春花との関係についても罪悪感はない。お互い望んだことだし、それに彼女の夫は間違いなく外で女を作っているだろ...