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2175話

「『秀色可餐』という言葉を知っているかい?今日はその意味を体験させてあげよう。さあ、中に入って着替えるんだ」と張社長は謎めいた口調で言った。

中に入ると、そこにはさまざまなサイズやデザインの男性用水着が並んでいた。李大柱は困ってしまった。肩を怪我していて水に濡らせないはずなのだが、ここまで来てしまうと引き返すわけにもいかない。みんなの興をそぐことになってしまう。

水着に着替えると、張喻林は彼の体の包帯に気づき、どうしたのかと尋ねた。李大柱はいつものように、ぶつかって怪我したと答えた。

「お前、その筋肉でホストにならないのはもったいないな」と張喻林は羨ましそうな表情で言った。「小黄をかなり...